Renault 8 File

Renault8Gordiniを中心に、車の話題を綴ったサイトです。

<< おっとりやさん | main | “b”の造形 >>
スポンサーサイト (2011.09.19)

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | -
2CVのある風景 (2008.12.14)
 それがあるだけでその場の雰囲気に大きな影響を与えることを存在感と言っている。取り分け2CVは、旧車の中でもこの存在感が大きいように思う。2CVにある風景
 同様なマーケッティング結果、性能が拮抗した中での競争、そして個性的故に孤立したときのリターンが下落することへの恐怖から、似たようなデザインとなってしまう現代の車達。これに比べ旧車は、数が少なく珍しいことや、夫々が個性の塊の如く様々な形があるため、相応に存在感がある。
 フィアット500、ミニ、オースチン、ビートル、そしてキャトルと何れも個性豊かなデザインのベーシックな旧車であり、そして何れもが存在感を持っている。
 しかしその何れよりも2CVのそれは強いように思えてならない。ただ此処で言う強いとは、単に形が強烈に個性的というのではない。個性が醸し出す雰囲気と背景の雰囲気とが調和してその固体が存在する空気感をさり気無く作ってしまうような存在感のことを意味しているつもりである。これが2CVには強いように思うのだ。
 2CVの形自体大変個性的である。そして形から受けるイメージと実用性能から受けるイメージとが非常に上手く一致している。だがそれだけではなく、和風、洋風、新旧問わず結構回りの風景に溶け込む個性である。これは一見すると形は60年代のデザインのようであるが、実はモダンな処理が随所に散りばめられているからではないかと思う。あまりに現代的な処理が無い代わりに旧車然とした処理のみでもないのである。この微妙な加減が、馴染む雰囲気の範囲を大層広いものにしているのではないだろうか。
 流石としか言いようが無い。こんな辺りを塗り替える存在感の醸し方は独特である。

撮影機材:Ricoh GX100
JUGEMテーマ:車/バイク


| 車つれづれ | 13:13 | comments(0) | -
スポンサーサイト (2011.09.19)
| - | 13:13 | - | -
コメント
コメントする